キーワード法のやり方_02_ひらがなタブレットを使って自主訓練

「あ行」の仮名について、STが1文字言って全ての仮名が正しくかけたら、次は「か行」の仮名についてキーワードを決めました。

そして、「あ行」と「か行」について、正しく仮名1文字が書けるようになるまで訓練しました。

Aさんのその頃の自主訓練は、私が作った仮名イメージプリントと、ひらがなタブレットを使って、音と単語のマッチングを繰り返すことでした。

ひらがなタブレットは、パイロットインキという会社が販売しているものです。

残念ながら、今は販売されていません。
このタブレットのいいとことは、仮名のボタンを何度押しても、仮名1音を言ってくれるところです。
例えば『あ』のボタンを何回か押すと、「あ」「あ」「あ」・・・と何度も「あ」と言ってくれます。
しかし、他の製品だと、「あ」、「あさがお」など、ボタンを2回押したときに単語を言ってしまうものがあります。

ボタンを押したときに単語を言ってしまうと、失語症の訓練に関しては余計な情報になってしまいます。

※このタブレットと同様の機能を持つ製品やアプリをご存知の方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいです。下のコメント欄もしくはTwitterでお願いしたいです。

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